2011年 05月 12日
星の宮 |
星の宮は、五月山のふもとにある穴織宮居太(あやはのみや)神社の末社(御旅所)で、星の大神を祀っています。その昔、仁徳天皇の御世、わが国に織物の技術が無かった頃、中国大陸から漢織(あやはとり)・呉織の両姫がこの地に渡ってこられ、綾錦(絹の織物)を夜遅くまで灯もつけづ機を織っていると、多くの星が天から降りてきて織殿を真昼のように明るく照らしてくれたので、明かりをつける必要がなく機織ができたと言われています。こうしたことから「星の御門」と称されています。そこで、星の宮を建てて織殿を照らした星達を「明星大神」といって祀る事にしたそうです。その後、度重なる兵乱に遭い社は消失してしまったそうです。寛正4年(1463)に池田城主筑後守勝正が伊居太神社本殿と末社を再建したそうです。その後も消失・再建を繰り返しましたが、村民の信仰が厚いことから「日月清明五穀成就天下泰平万人安全」でありますようにと願ってこのお社が再建されました。現在のお社は明治初期の建物であろうと推定されています。
毎年10月27日に星の宮例祭が行われています。
所在地:池田市建石1-9
毎年10月27日に星の宮例祭が行われています。
所在地:池田市建石1-9
by ka_zu_bon
| 2011-05-12 23:17
| 歴史
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